読書メモ:AIガバナンス入門(ハヤカワ新書)
もちろん、企業だけでなく国や自治体などにとっても、AIガバナンスは「自分事」であり続ける。しかし、そのあるべき姿は、伝統的なトップダウン型のガバナンスとは様相を異にするだろう。なぜなら、極めて複雑で変化の早いAIガバナンスの世界では、政府が事細かに「To Doリスト」や「禁止リスト」を作成することはできないからだ。
ーーP.17
感想
AI利用におけるリスク、その具体例、リスク管理のための取り組み(ガバナンス)、その一般的な内容や手法、その具体例(世界/日本)、そして未来……について、「AIガバナンス」を軸に幅広く知識を得ることができる内容だった。
ChatGPT や claude、Gemini などの生成AIの利用が公私ともに増えてきたこのごろ、とくに公である職場において、どのようにリスクを考えて対処すべきなのか、今現在考えられている指針や限界を知ることができ、良い読書になった。
今後ISOを読んでいくにあたって、そこに含まれているだろう内容についても俯瞰的に知ることができ、とても助かった。
おすすめしたい人
- 機械学習の概要に興味がある人
- AIの社会実装について興味がある人
- AI利用時のリスク管理について興味がある人
- 世界・国内での具体例について知りたい人
- 具体的な法律や規格(ISO/IEC 42001 など)を読む前に、考え方などを知っておきたい人
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