この記事は Engineering Manager Advent Calendar 2024 の4日目です。
こんにちは
株式会社タイミーで働いている口藏(くちくら)です。今年の3月に入社して、6月からエンジニアリングマネージャー(以下、EM)をしています。
いやいやいや。え?
早くね?
早いね〜。入社3ヶ月で EM ですよ。それにこれまでの私には、タイミーのエンジニアリング組織ほどの大規模な組織でのマネージャー経験はありませんでした。ですので「なんでそんな人が EM やってるの?」という問いかけには、私自身も「なんでだろうね!!!」としか回答できません。この問いかけは今後も続け、表現し続けていくべき性質のものだと思うので折りに触れてそうすることにしつつ、現時点での答えは以上です。おしまい。
というわけにもいかないので、この記事では「駆け出し EM」である私がこの半年間で得たものについて述べていきます。これから EM になる人、とくに EM になろうか迷っている人にとって、せめて他山の石程度になってくれたらと思っています。
いつでも何度でもバッターボックスに立ってみる
これまでの人生、新しく始めたことの大半は誰かが「〇〇やってみない?」と言ってくれたことがきっかけでした。自分で「〇〇をやってみよう」と思って始めたことももちろんあるのですが、その比率はだいたい8対2ぐらい。人それぞれこの比率の大小に差はあるでしょうが、私のように他力寄りの人間もおられることでしょう。そんな人間が自発的に「やってみよう」と感じたことだけをやっていると、挑戦の回数は2回です。その間、機会の比率が0対10である自発スタート100%の人間は10回挑戦しています。私が対抗するには、勧められたことも自発的なこともすべて挑戦するしかない。だから何度でも挑戦したい。
何度でもアジャイルに失敗したい
「挑戦するのはいいけど失敗するのが怖い」。「誰かに失望されるのが怖い」。そうですね。そういう声もあろうことはわかります。私は社会人経験が20年に迫ろうという年齢になってきたせいか、あまりこの種の恐怖を感じなくなりました。人生の折り返しが見えてきたからでしょうか。あとは今更ながら「失敗から得られたことも多い」と経験的に学べたこともあり、失敗をあまり恐れなくなりました。人生のなかであと何度挑戦して何度失敗できるかを考えると、うかうかしていられません。小さな失敗を積み重ねて最後に成功して笑っていればいいのです。ただ諦めなければいい。
“レベル1”の状態で向き不向きの判断をしない
そうは言っても諦めてしまう。失敗に直面したとき、内面の自分が「お前それ向いてないよ」と言ってくることもあるでしょう。「うるせえ」と。「素人は黙っとれ」と。新しい物事に挑戦したばかりの自分は、いわば“レベル1”の状態です。そんな自分が自分を見て「お前それ向いてないよ」と言ったとして、何の説得力がありましょうか。仮に素人である他人からそう言われたとして「じゃあ辞めます」となりますか? 私はなりません。他人から言われて辞めないのだとしたら、自分から言われた場合にも辞める理由にはなりませんよね。
完璧であろうとしない
それでもなお声が聞こえてくるとしたら、それは「お前それ(できてないから)向いてないよ」という声なのでしょう。繰り返しますが、あなたは“レベル1”です。すべて完璧にこなせるとしたら、それは“レベル99”の体験でしょう。あるいは、できていないことは“レベル99”に至るための伸びしろだと考えることもできます。自他問わず、できていないことに関する指摘を受けた際には「今やるところだよ!!!」と返しながらどこかにメモしておきましょう。それを倒すと“レベル2”です。おめでとう!
新しい挑戦はいつも楽しい
というわけで、新しい挑戦(≒失敗)はレベルアップ体験の連続と捉え直すことができます。6月から EM 業を続けてここまで来ましたが、幸いなことに(あるいは幸運なことに?)引きずり降ろされていません。上司には「間違った動きをしてたら刺してください」とだけ伝えてありますので、明日刺される可能性はあるものの、今のところ刀は鞘に納まったままです。おかげさまでもっと失敗できそうでありがたい限りです。きっと「〇〇ができてないんですけど!」と思っておられる同僚の皆様、ぜひ突きつけてください。
おわりに
といった内容のお話を、たまにチームメンバーに対してすることがあります。それぐらい一般化できることだと思いますので、ぜひ皆さんも失敗しまくりましょう。来年も学び多き年にしていきたいものです。おしまい。